我が国を代表するオピニオンリーダー、英文学者。
1976年に講談社より「知的生活の方法」を出版したところ大ベストセラーとなり、一躍注目を浴びる。当時の風潮として、左翼的な思想、意見に異を唱えるとマスコミに叩かれ、言論人としては潰されてしまう危険がある中、堂々と保守の論陣を張り日本の言論界に大きな風を起こす。
「日本史から見た日本人」シリーズなど、東京裁判史観で縮こまっていた我が国の歴史観に暖かな光を当て、多くの同胞を励ます仕事にも長年取り組んでいる。
若くして失った最愛の母―田舎の誠実で無学な農民であったーにも分かるような話ではなくてはいけない、という執筆姿勢で、専門書は別として、平易で簡潔な文章を持って内容深い多くの著作をものしている。
第24回エッセイスト・クラブ賞、第一回正論大賞をはじめ多くの賞を受賞。
上智大学名誉教授、ドイツ・ミュンスター大学名誉哲学博士。
自らはカトリック教徒でもあり、伝統的な家族の大切さ、結婚の重要性を説き、今年2010年、金婚を迎えた。また、魂の実在を力説する。
一世を風靡した竹村健一のテレビ番組「世相を斬る」の準レギュラーとしても活躍。
94年〜97年にはテレビ東京の「渡部昇一の新世紀歓談」のホストとして毎週日曜日レギュラー出演し非常な好評を得る。
現在も日本文化チャンネル桜の『渡部昇一の「大道無門」』、ホストとして、
活発な論陣を張っている。
主な著作は以下の通り
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